フィンランドのらりくらり

フィンランドの風景や街並み、日常の一コマなどをつづるまったりブログ

小包を送ってもらう時の注意点

フィンランドから日本へ小包を送るときは、特に注意することはないと思います。
このpostiのサイトの指示に従って出せばOK。

https://www.posti.fi/private/send/international-parcels.html

日本から国際郵便を出す時のように、送り状に内容物をすべて書き出すのかと思ってたら、窓口で口頭で説明するだけで出せました。そもそも送り状は無くて、直接箱に住所等を書きます。そんだけ。

レシートをくれるので、そこに書いてあるトラッキングナンバーを下記のサイトで追跡することができます。

https://beta.posti.fi/en/tracking#/?lang=en

一分ごとに、どこどこを通過、と非常に細かく表示されるのでビックリです。そして思った以上に早く着きました。フィンランドから日本に送る場合はこんな感じです。

さて、問題なのは日本からフィンランドに荷物を送る場合です。日本からの場合は送り状に内容物を記載しなければなりません。個人の場合は「贈り物」にチェックを入れ、内容物の合計金額を書いて送られてくると思いますが、

45ユ-ロ以上だと課税対象になってしまいます!!!

そして税金を納めるにはフィンランドのIDが必要になります。税金払いたくないと思います。もし45ユ-ロを越してしまった場合は、受取人を増やすことで課税対象外にできる場合があります。送り状の受取人欄に一人の名前しか書いていなくても、記載されている住所に住んでいる人全員を受取人にすることができます。例えば、合計金額が100ユ-ロで、記載の住所に4人住んでいれば、一人25ユ-ロになるので課税対象外になります。その旨を通知書に記載されているメールアドレスに送ると、すぐに「あなたの荷物は(税関から)郵便局にリリースされました」と返事が来るので、あとは荷物の到着を待つだけ。メールの返事が早いのにもビックリ。だって職員が全てのメールを読んで、この荷物はOKと判断することになるわけですよね。もの凄い数の荷物が存在して、それを一つ一つメールを読んで判断してるって、めっちゃ労力いるような気がするんだけど。例えば、クリスマスシーズンなんて、どえらい数の荷物が世界中から一斉に税関のところで一旦止められて、それを一つ一つチェックしなければならない訳ですよね!想像しただけでも嫌になるんだけど...。

(このような税金払ってください郵便が届きます↑)

実際、荷物はメールの返信が来た翌日の朝8時半頃に配達されました。早い!!!

因みに、フィンランドから送る場合、postiのアプリに登録するとショッピングモールなどに設置されているpostiのロッカーに入れて送る方法もあります。送料は指定のいくつかのフィンランドの銀行から引落しになります。もちろん受け取りも可能。配達された旨の連絡が来たら、ロッカーに配達番号を入力すると、ロッカーの鍵が開き、荷物を受け取ることができます。日本だと再配達してもらったりしますが、指定した時間に急に残業になってしまい家に帰れなくてまた不在配達なんてことや、郵便局が近くになくて遠くまで取りに行かなくてはならなかったりすることもありますが、これなら近くのスーパーなどにロッカーがあるので遅い時間でも受け取れるので便利だなと思います。郵便以外でも、DHLなどの荷物もやはりロッカーが設置されています。また、ガソリンスタンドでも駐車場でも、この様なアプリで支払いが可能です。これならお財布を忘れても大丈夫ですね!