シナモンロールを作ろう
最近フィンランドのスーパーで日本のきのこが買えるようになりました。とっても嬉しいんだけど、日本より二倍、三倍も高いので買うのをためらってしまう。シソも見つけたけど、10枚入りで500円くらいする。1枚50円か...、高い!ので泣く泣く買うのを諦めました(笑)
フィンランドのベーカリーやカフェではシナモンロールをよく見ます。シナモンロールは北欧で定番の菓子パンのようです。せっかくなので私も作ってみようと思います。
強力粉 - 250g
イースト - 小さじ1
砂糖 - 20g
塩 - 小さじ1/2
卵 - 1個
をボウルに入れます。この時、イーストと砂糖を離れたところに入れておくと発酵がしやすいようです。
ちなみにフィンランドには薄力粉とか強力粉とかなくて、中力粉しか売っていません。フィンランドだけでなくアメリカもそう聞きました。ケーキ用の小麦粉というのも売っているのですが、粒の大きさが違うだけでグルテンの量は同じなんだそうです。中力粉でケーキもパンも焼けて、薄力粉と強力粉の両方の役割を果たせるのであれば何も問題ないんだなと思いました。厳密には、出来上がりのふんわり感は違うのかもしれないけど、フィンランドの中力粉を使ったパンも美味しいです!
今回、全粒粉を半分の割合で混ぜて使いました。全粒粉を入れると少しパサパサした乾いた感じがするような気がするので、全粒粉を使うときは割合に気を付けた方がいいと思います。
イーストはドライイーストと生イーストと両方売っています。日本だと生イーストは手に入りにくいと思うのですが、こちらでは簡単に手に入ります。
人肌に温めた牛乳100ccをイーストの上から入れていきます。こうすることによってイーストが活発に発酵するようです。
よく混ぜて、まとまってきたら手の腹を使って、押し伸ばすようにして10分くらいこねます。同じ動作を繰り返すので無心になってメディテーションの効果があります、私には(笑)
こねたら丸めて閉じ目を下にし、ラップをして温かいところで二倍に膨らむまで置いておきます。目安は1時間くらい。
よく「温かいところ」というのですが、私にはこの温かさの目安がよくわかりませんでした。人それぞれ温かさの目安って違うのではないか? 軽く調べたところ、夏だったら室温でいいような感じのようだけど、そうでない場合は、うちの場合は食洗器を使っているとその上が温かくなるので、食洗器の上に置いておきました。炊飯器の上とかって温かいですよね。あのくらいの温かさが目安かなと思います。
二倍に膨らんだら、手で押してガス抜きをし、
丸め直して15分くらいベンチタイムでふきんをかぶせて休ませます。
休ませたら麺棒などで薄く四角く延ばし(写真は丸いですが四角の方が成形させやすいです)、シナモン小さじ2、砂糖大さじ3を乗せます。私はナッツが好きなので砕いたナッツを多めに乗せました。
それを三つ折りに、細長く切ってねじって渦巻状に丸めました、が、お好みで好きな形に成形して下さい。なぜならこの形状はやりづらくて途中で後悔しました(笑) もっと楽な形にすれば良かった。
形成できたら二次発酵。また温かいところにおいて、ふきんをかぶせて40~50分くらい置いておきます。
発酵が終わったら、溶き卵を塗り、お好みでパールシュガーを振りかけ、200度に余熱したオーブンで10分焼きます。
ちょっと目を離した隙に少し焦がしてしまいました(笑) 焼いてるときは、こまめにチェックして下さい!
とても美味しかったです!
シナモンじゃなくても、黒砂糖やカルダモンやゴマやナッツなど、色んな種類を作っても楽しそうですね!
【材料】
強力粉 - 250g
イースト - 小さじ1
砂糖 - 20g
塩 - 小さじ1/2
卵 - 1個
牛乳 - 100cc
その時の動画も良かったら見て下さい!