タンペレ Tampere
タンペレは、ヘルシンキから約160km南にあるフィンランド第二の都市です。タンペレの見どころは、マリメッコと同様に有名なフィンレイソンの工場跡。 当時は、工場の敷地内に学校、病院、警察署などがあったそうです。現在は複合施設となりショッピングセンター、アウトレット、映画館、博物館、クリニック、オフィスなどが入っています。 また、ムーミン博物館も有名で、世界に一つしかないそうです。ちょっと意外ですね!あと、旧水力発電はぜひ見てほしい場所です。タンペレに来たら、旧水力発電所のある川辺を歩いて散策するのもオススメです。
フィンレイソン複合施設の詳しい情報はこちら↓
https://www.finlaysoninalue.fi/en/
そして、面白かったのが、フィンレイソン複合施設の一角にあるスパイ博物館。スパイが実際に使っていた秘密道具、歴史的なスパイの巧妙な手法など、こじんまりとした博物館内に所狭しと展示してあります。スパイと聞くと、映画などではミステリアスで格好いいイメージで描かれているけど、女スパイが、いざという時に服毒するため常にしていたという毒が隠してる指輪など見ると、やはりスパイは命がけの仕事なのがひしひしと感じます。また、世界中の手錠なども展示されていて、各国の手錠のデザインの違いなど見るのも興味深かったです。実際にスパイグッズを使えるコーナーもいくつかあるので貴重な体験ができます。 ちなみに、受付では日本語のガイドブックを貸してもらえます。日本語のガイドブックがあるなんてフィンランドではとても珍しいことなんです! これも貴重な体験(笑)
スパイ博物館の詳しい情報はこちら↓
https://www.vakoilumuseo.fi/spy-museum/
タッリピハ(Tallipiha Stable Yards)は、フィンレイソン教会の近くにある小さな庭園です。フィンレイソンの経営者一族所有の馬小屋だったものが現在はクラフトショップやチョコレートショップ、カフェなどになっています。イベントステージや小さなメリーゴーランドがあったり、鞍をつけたポニーもいるので家族でのんびりするのにも良さそうな場所です。
タッリピハ(Tallipiha Stable Yards) の詳しい情報はこちら↓
タンペレの名物は、ブラックソーセージ 「ムスタマッカラ(mustamakkara)」です。中身は、豚のひき肉、豚の血液や麦などが混ぜて詰められています。甘酸っぱいベリーのソースと食べるのが一般的なようです。味は、麦が入っているせいか、少しボソボソした感じで一般的なソーセージとはかなり違います。ベリーのソースをいっぱいつけるとまあまあ食べれるって感じでした(笑) Tapolan というブランドが有名でスーパーなどでも買えます。私はTapolanの屋台で食べました。興味のある方は是非ご賞味あれ!
タンペレの詳しい情報はこちら↓